太陽光発電による健康被害

            太陽光発電による健康被害
 
  昨年あたりから、メガソーラーによる健康被害がツイッターでささやかれ、漸くこの問題が表面化してきました。6月2日に愛知県一宮市でメガソーラーによる健康被害としてお話会が開かれる予定です。もう少し早くに紹介できればよかったのですが、なかなかブログが更新できず、前日になってしまいました。
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 この会でお話しをされる「ろーるちゃん(ツイッターアカウント名 東日新聞記事では早川倫江さん)」は、写真のように自宅をメガソーラーに取り囲まれ、それによってペットを含めた家族全員が深刻な健康被害に苦しむようになりました。その結果、命を守るために自宅を捨てるという辛い選択をして、避難されました。そして、「メガソーラー健康被害をなくす会」を立ち上げ、お仲間とともに精力的に活動し、貴重な情報を発信されています。

 被害症状についてブログには次のように記されています。「めまいに嘔吐、喘息発作、全身のアトピー性皮膚炎。起き上がれない程の腰痛…。メガソーラーが設置されてから起きた症状です。ペットも皮膚病になっています。家族が死んでしまうのではないかと、本当に深刻な症状でした。」

 ペットの猫ちゃんは皮膚病だけではなく、痙攣発作を起こすようになりますが、その発作に苦しむ姿は衝撃的です。小さな動物には人間以上にその影響は大きいようで、見る人に衝撃を与えます。薬では抑えることができなかったその痙攣発作は自宅を離れ、避難すれば起こらなくなったそうで、この発作が外因性であることを示しています。(管理人補足 動画は発作の様子を知るために獣医から指示されたものだそうです。)  
 
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 メガソーラーによる影響については自然破壊が良く論じられていますが、近隣住宅で問題となるのは反射光のまぶしさと室温上昇で、訴訟ともなっています。しかし、健康被害が公になることはありませんでした。
 当会には家庭用太陽光発電パワーコンディショナ(パワコン)による健康被害の訴えは、アンケートを取り始めた直後の2013年からあり、今までに全回答337件中、26件あります。また、業務用太陽光発電からは1件、メガソーラーからは2件ありました。

 家庭用太陽光発電パワコンによる健康被害は、メガソーラーや風力発電と異なり、直近の隣家である1軒だけの被害です。健康被害も先ほどの「猫ちゃん」の激しい症状ではなく、一般に不定愁訴ととらえられ、個人がいくら訴えても周囲にはなかなか理解してもらえません。

 当会はエコキュート、エネファーム・エコウィルに続いて、太陽光発電が消費者庁消費者安全調査委員会(事故調)の調査対象となるよう、被害者の皆様に事故調に申出を勧めています。家庭用太陽光発電の場合、パワコン単独の被害ではなく、すべてが複数の機器(給湯器、床暖房、24時間換気システム、エアコン等)による健康被害であり、パワコンと健康被害との因果関係の調査は難しくなります。メガソーラー単独ではっきりとした被害の調査を端緒として、今まで顧みられることのなかった家庭用太陽光発電による被害についても世間に周知されるようになってほしいと願っています。
 
事業用太陽光発電の被害としては、以下の3件となります。参考のために被害例を紹介いたします。 

被害例
 まず、被害者の方から送られてきた被害状況です。

第1例(2014年3月)
「平成23年(管理人補足2011年)冬に自宅裏のアパートが撤去され空き地に、太陽光発電の業者の展示施設(管理人補足 写真ではA)が、建設されました。同年3月より妻が体の不調を訴え始めました。頭痛や吐き気、内臓が飛び出すような感覚を伴う疼痛、体を彫刻刀でえぐられるような痛みです。
 また、雪国ですので融雪装置もブロック塀を這わせた形にて設置されました。そのためはじめは融雪装置のためかと思っておりましたが、春になっても続くので、他の原因ではないかと考え業者に苦情を訴えましたが相手にされませんでした。
 そこで市役所職員による低周波(音)の測定まで行いましたが、基準値以内とのことでした。やむなく地方新聞の記者に話を聞いてもらい、業者名は出さずに記事にしてもらいました。内容は全国的に低周波被害者が増えているとの情報だけでした。
 問題は未解決のまま、さらに太陽光パネルが増設中(管理人補足 写真ではB)。・・・」
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第2例(2015年10月)
 「道を挟んだ自宅南庭前に産業用太陽光パワコン1000㌔ワットが昨年10月(管理人補足 2014年10月)に設置され始動。稼動と同時にすさまじい音と気分の悪さで体調を崩し、市・県の環境衛生課に相談。市が音を計測した結果、境界線上で68デシベル。閑静な住宅地にも拘らず第3種地区になると言う理由で取り合ってくれず市県共に行政指導なし。今年1月(管理人補足2015年1月)、ふらつきで転倒、後頭部打撲。その後設置業者と直談判。3月中旬100m先にパワコンを移設。移設後唸るような音、家のがたつき、夜中の不快感で不眠。移設先のパワコンを見に行くと昼と同じ音で稼動。
 3月深夜ふらつきで顔面打撲。これを機に夜だけ実家で寝泊り。その後夜間だけでも何とかしてほしいと訴えるが国の基準が定まってない事と被害者が私一人と言う理由で未だ解決せず。そんな中、業者依頼の測量で測量士が90デシベル超えないと低周波被害とはいえない、原因が他にあるのでは?と。
 専門的な知識がなく困っています。」
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第3例(2017年12月)
「隣接地にメガソーラーが建設されました。業者に問い合わせたところ『夜間は運転を停止している』というのですが夜の低周波の騒音に悩まされています。 今日、町役場の生活環境係に初めて相談に行きました。役場では低周波の音の測定器を持ち合わせていないため県へ調査の依頼をして下さるということでした。しかしながら行政の対応の為、調査がいつになるのか分からずネットで情報を探していたところこちらのサイトを見つけました。わらをもすがる思いです。」

どのような健康症状が起こるか
 症状については、家庭用給湯器を始めとする住宅用機器と変わりはなく、睡眠障害、うるささを感じる、振動感、イライラ、倦怠感など、被害症状の筆頭に挙げられるものが、この3例にも共通して見られます。    
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 そして、家庭用太陽光発電のパワコンは音が発生し、まず、その音から電磁波より低周波音が疑われています。上記3例のメガソーラ―パワコンからも家庭用パワコン以上の音が発生していることがわかります。一方、電磁波もまた発生しているはずで、症状が電磁波によるものか、あるいは低周波音、電磁波両方の影響によるものか、はっきりとしたことは当会ではまだ言える段階ではありません。もし、情報をお持ちの方がいらっしゃれば、教えていただければ幸いです。
 
メディアの対応

 新城市のメガソーラーの記者会見では、多数の新聞社等の取材があったそうですが、東日新聞(左下)だけが報道し、そのほかは全く報道がなかったそうです。太陽光発電による健康被害を紙面に載せることはメディアにとって大きなリスクを伴うのでしょう。
 第1例目の場合も、北日本新聞(右下)が低周波音を紙面に取り上げてはいますが、原因まで言及することはありません。当ブログ管理人の場合も、2012年ごろからエネファーム被害を各メディアに訴えましたが、報道はされず、消費者庁が調査対象とした後、2016年大手新聞社がやっと記事にしてくれました。しかし、後で圧力がかかったようで、継続的に記事にしていくのは難しいようです。
 結局、こんな被害があることをSNSで発信し、多くの人に関心を持ってもらって、世論を形成し、メディアが取り上げざるを得ない状況を作っていくことが大事だと思います。そういう意味でも、新城市の「メガソーラー健康被害をなくす会」」のお話会や、youtubeは貴重なものです。「ろーるちゃん」も苦しむ「猫ちゃん」の動画を取り、配信するのはお辛かったでしょう。でも、おかげで、悲惨な健康被害がより明確により多くの人に訴えることができました。


明日のお話会、メディアが取り上げればいいですね。うまくいきますように。当会からも関西在住、愛知県在住の会員さん(家庭用太陽光発電被害)が出席する予定です。

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低周波音被害に苦しんでおられる皆様へ

低周波音被害に苦しんでおられる皆様へ。

世間に知られることのないこの被害。被害が発生しても周囲には理解されず、一旦、低周波音という泥沼に足を取られれば、脱出するのは至難の業。

 しかし、私たち被害者自身が諦めず、被害を解決する意思を強く持って、この問題に粘り強く取り組み、各方面に働きかけてきた結果、この被害を取り巻く状況が一つづつ変わってきました。最近では、大手新聞もこの問題を報道してくれるようになり、何年か前までの暗黒時代を思うと、隔世の感があります。それでも、解決はまだまだ難しく、被害者自身の頑張りが求められています。
 被害に苦しむ皆様、手をつなぐことで勇気と気力を得て、希望を持って、この問題に立ち向かっていきましょう。私たちの問題を一つ一つ解決することがきっと、これからの住環境を守ることにつながっていくと思います。

         
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