お知らせ 低周波音の測定について

近畿在住の方で、低周波音にお困りの皆様へ

 近畿地方在住で、低周波音の測定を希望される方は、下記までご連絡ください。低周波音の測定もおこなっている音響の専門家を紹介します。なお、条件等で、ご希望に添えない場合もありますので、ご了承ください。 調査費用は無料ですが、交通費(高速道路の往復料金 京都東↔最寄りIC )をご負担ください。

  .・アンケートにまだ回答していただいていない方は、アンケートにお答えの上、末尾の意見欄に「測定希望」とお書きください。
  ・アンケート回答お済の方は、メールで「測定希望」とお知らせください。 

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国会環境委員会質疑 省エネ型の家庭用給湯器から発生する低周波音による健康被害について

「多様化する公害紛争 柔軟に対処を」

 

参議院議員杉ひさたけ氏が2016323日、環境委員会で質問をなさいました。以下、その要約で、youtube「多様化する公害紛争 柔軟に対処を」からの引用です。

”3月23日の環境委員会で、公害紛争の多様化について指摘するとともに、特に低周波音­による苦情や紛争の申請は、騒音や振動といった従来の公害区分に類するものとして柔軟­に対応するよう求めました。
また、環境省作成のパンフレット「よくわかる低周波音」の中に、一部不適切な表現があ
­ることを指摘し、表現の見直しを求めました。
丸川珠代環境相は「誤解が生じないよう、パンフレットの改訂も含め、より分かりやすい
­情報発信に努める」と答弁しました。
 

 youtube1117秒から、省エネ型の家庭用給湯機から発生する低周波音による健康被害における公害事件」も
言及されており、その質疑内容を以下に管理人がまとめました。

杉ひさたけ議員

省エネ型の家庭用給湯機は地球温暖化対策や省エネ対策の推進の中で国の施策としても大きく取り上げられ、近年急速に普及している。しかし、この省エネ型の家庭用給湯機がから発生する騒音で近隣トラブルが増えているといった報道もある。

 

今、公調委には4件申請があり、そのうち1件は省エネ型の家庭用給湯機 によるものである。この省エネ型の家庭用給湯機の中でも特に家庭用ヒートポンプ式給湯器については平成26年度末に消費者庁消費者安全調査委員会(事故調)において健康被害との因果関係についてその可能性を認める報告書が発表された。この報告書にもとづき、平成261219日意見が出された。その意見に対し、取組を聞きたい。

 

公害等調整委員会飯島事務局長

報告書公表後、報告書の内容について都道府県、市区町村の公害苦情処理担当部局に周知を行なった。地域ブロック別の定例会においても本件について周知し意見交換をした。本年度は特に家庭用ヒートポンプ給湯機による事例を重点的に全国から収集して事例集を作成し、地方公共団体に提供した。当委員会としては公害苦情は自治事務であるということをふまえた上で地域の特性に応じて事務処理ができるように引き続き地方公共団体に対する情報提供に努めていく。

 

杉ひさたけ議員
 
低周波音による健康被害は国としても科学的知見、科学的裏づけをしっかりとした上で適切に対策を講じていかなければならない。 

低周波音に対する苦情や紛争の申請といったものは今後増加していくと考えられ、この問題に対しては関係省庁、市町村や都道府県、消費者センター、業界団体などが、それぞれしっかりと対応すべきである。今後、低周波音による申請があった際、公害等調整委員会は低周波音だから取り上げないというのではなく騒音、振動に類するものとして柔軟に取り上げていく考えか。

 

公害等調整委員会富越委員長

公害等調整委員会としては例周波音を周波数の低い音として理解しており、低周波音による被害であれば騒音として対応し申請を受理していく方針である。今後とも家庭用ヒートポンプ給湯機による低周波音による騒音、それ以外も含め、公害紛争の事件の申請があった際には事案に即して迅速適正な解決を図っていく

 

環境省 高橋水大気環境局長

環境省では低周波音への対応として低周波音問題の手引きや低周波音対応事例集を作成している。また測定に関する講習会を開催して自治体が苦情等に対応するための参考例となる情報を発信している。昭和50年代前半から低周波音の健康影響などについて調査研究をしている。

2612月に事故調から環境省になされた意見の

  低周波音の人体への影響についてその解明に向けた研究促進することという指摘について、最新の科学的知見の収集をしている。

  現場での音の測定値が参照値以下であっても慎重な判断を要する場合があることを一層明確にすることという指摘について

平成26 12月に地方自治体に対し再通知をした。参照値以下であっても低周波音を許容できないレベルである可能性が10%程度遺されているので個人差があることも考慮し判断することは極めて重要であるという旨を周知した。地方自治体を対象とした講習会を平成2112月からや計6回開催して周知の徹底を図っている。

 

杉ひさたけ議員

環境省のHP に「よくわかる低周波音」というパンフレットが掲載されており、これは環境省の低周波音に関する公式見解ともいえる資料である。その中に次のような一節がある。

”低周波音は私と私たちの周りに存在しますが、不快感や建具のガタツキを引き起こすような大きさの低周波音はまれにしか存在しません。それにもかかわらずこのような問題を引き起こす低周波音が身の回りにあるのではないかと思い込むことで精神的にまいってしまうこともあります。低周波音に対する正しい知識を身につけていただくことも低周波音との上手な付き合い方の一つです。”


 これは「不快感を伴うような低周波音はまれである、気にしすぎないように」と捉えられる。低周波音による健康被害の可能性に言及した調査委員会の意見書があり、それに対し環境省もきちんと対応しながら、このパンフレットの文言では実際に被害者の心を逆なでしかねない。環境省には低周波音の人体への影響について一層の解明に向けた研究を促進することが求められており、環境省には健康被害に苦しんでいる側に立って科学的知見を駆使して研究に取り組むべき。このパンフレットも約10年近く経過しており、「低周波音をあまり気にしないように。
思い込みだ」とも取られかねないような表現は適切ではない。今後、改定する機会があれば最新の科学的知見や被害の実情を斟酌して誤解が生じないよう何らかの対処を行うべきである。

丸川環境大臣
 これは低周波音の発生メカニズムや影響などが複雑で未解明の部分もあるため住民の不安を招いている場合あると考えてのものである。低周波音に関しては事故調からの意見等踏まえ、新たな科学的知見を集め誤解が生じないよう、パンフレットの改訂を含めて分かりやすい情報発信に努めていく。



哀悼 汐見先生ご逝去

汐見文隆氏(享年92歳)がご逝去されました。先生は、低周波音被害に臨床医として生涯をかけて取り組まれてきました。被害者を患者として、その訴えに真摯に耳を傾け、被害の原因を追究なさってこられました。今、やっと社会は低周波音被害に関心を向けつつあるように思いますが、先生のおかげで、その礎が作られました。被害者には長い暗黒時代の救世主でいらっしゃいました。

謹んでお悔み申し上げます。


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「黙殺の音 低周波音」http://blog.goo.ne.jp/anti4infrasound/e/ea2453a8d329fe05bd00f227a99c38a5

「avenger」 http://oto0.blog.fc2.com/blog-date-20160321.html  
 

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低周波音公害 汐見文隆医師「この人たちは嘘を言ってるんじゃない」
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エネファーム大阪裁判 1月21日 第三回期日

エネファーム大阪裁判が1月21日に行われます。

       日時 2015年1月21日(木) 11時40分
       場所 大阪地裁 1007号法廷

  低周波音被害にご関心がおありの皆様

       
傍聴に来ていただければ幸甚です。よろしくお願いいたします。

       裁判終了後、裁判所近接の弁護士会館で、裁判報告会・交流会を開きます。
       報告会・交流会にご参加希望の方は、会場準備の都合上、12月25日までに、
       
infrasound@live.jp までご連絡ください。


バッジを作成しました。


ピンバッジを作成しました。会員の皆様には近日中にお手元に届くと思います。洋服やカバン、帽子等にお付けいただければ幸いです。

NPOバッジ

全国に点在する低周波音被害者

当会アンケートには6月7日現在で143件に上る被害者の皆様からの回答があります。
しかし、同じ市町村に居住される方が2件以上いらっしゃる自治体はわずか7つしかありません。121件の方がそれぞれ異なる自治体に属していらっしゃいます。

神戸市では、3件の被害者が約2年ほど前に知り合うことができました。それまでは、個別で神戸市と測定などの交渉を行いましたが、うまくいかず、「民民不介入」で相談も受け付けてもらえず、当然、計測もしてもらえませんでした。しかし、3軒が力を合わせ、市議の協力を得て、働きかけたところ、機器貸し出しによる計測jが実施され、また音源確定の検討にまでたどり着きました。
このように、被害者同士が情報を共有し、結束することによって、行政の対応を改善することが可能です。

低周波音被害解決のための障害となる自治体の不適切な対応から、被害者は改善を求めていかなければならないのですが、そのためには仲間の存在が非常に大きくなります。

当会の一般BBSをご利用いただき、被害者同士、情報を交換し、できればともに手をつないで、行動を起こすことができればと思います。現在は、横浜市の方からの書き込みがありましたので、神奈川県スレッドを作成しました。また、ご要望があれば、ほかにも作っていきたいと思います。

★NPO法人STOP!低周波音被害被害者交流BBS(β版)
http://nolfn.bbs.fc2.com/

★NPO法人STOP!低周波音被害被害者交流BBS(β版)--低周波音被害者【神奈川県の集い】
http://nolfn.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=9520058プレゼンテーション1

日本騒音制御工学会 参加報告

 日本騒音制御工学会の春季講演発表会が4月21日に行われ、当会の関係者3名がこの発表会に参加しました。

 この発表会の低周波音分科会で、事故調報告書(2014年12月公表)についての講演が行われました。事故調報告書は参照値以下の低周波音で健康影響があるとの報告ですから、参照値策定に関わったこの学会の古参の方々がどのように受け止められたのかが、非常に関心のあるところでありました。

 この講演は、低周波音分科会の招待講演として「家庭用ヒートポンプ給湯器から生じる運転音・振動により不眠等の健康症状が発生したとの申し出案件-消費者安全調査委員会報告書の概要」の演題で、松本浩司氏(事故調、国民生活センター)により発表されました。
 講演後の質疑で、当会メンバーも質問しましたが、山田伸志氏(山梨大学名誉教授、騒音SOS理事)が「私の経験からすると、苦情源は他にあるのではないか」と、また、ある方は「心理学の立場からすると、機械を目にするだけで症状が出る人もいる。」と、予想通り、懐疑的な意見が出ました。

 その後、中野有朋氏(「あの音が私を苦しめる!?」著者)がご自身の発表(「騒音レベルによる低周波音の評価方法と評価例」「衝撃音と衝撃超低周波音」)を2件続けて行い、その中で中野氏は事故調報告が間違いであるとエコキュート被害を否定しました。それに対し、高崎裁判原告の清水氏(事故調事案申出者)は松本氏に再び説明を求め、松本氏から「被害を認めざるを得ない」という答えを受けて、清水氏が中野氏にエコキュート被害を否定する根拠を尋ねました。その中野氏の説明に対し、松井利仁氏(北大教授)が批判的な意見を述べられ、岡田健氏も「生理学的な症状には(中野氏の)騒音のA特性やC特性など重みづけをしたものでは評価できない。」と仰って、次の演題に続きました。 

 週刊金曜日記事「電磁波問題に予防原則を――欧州環境庁が警告」に次のような一節があります。
「『害証拠がない』という研究結果は、単に研究が不足しているだけなのに、『害ない証拠』として利用されてきた。・・・・・被害を防ぐには、因果関係が完全に立証されるのを待つのではなく、科学的な不確かさや無知の存在を認め、予防原則に則った対策が必要だ。」

 欧州環境庁が警告しているように、因果関係の立証が困難な場合は、科学者自らが「科学的不確かさや無知の存在を認めて」、行政に対策をとるよう提言すべきものです。しかし、学会の古参の方々は「害のない証拠」を熱心に集めて、40年という長い間、低周波音被害を否定するのに躍起となってこられたように思われます。被害者の訴えに向き合わず、ただ被害を否定し、否定するためだけに低周波音の測定・評価等を検討しようとしている方は単なる経済界や行政の従僕。

   科学者としての在り方を松井氏がお話しになって、また、岡田氏が「騒音制御工学会は、実際の問題を扱いましょう、苦しんでいる人を助けましょう。」と語り、それが心に響いた方々も、当会メンバー以外に会場にはきっといらしゃったことと思います。

 被害が実際にあるということは、その原因となるものが絶対に存在し、「聞こえない低周波音で健康影響はない」などという学会の俗説を覆す時が必ずくるはずです。脳脊髄液減少症で「脳脊髄液が漏出するはずがない」という学会の定説を画像診断が覆したように、鮮やかな手法で低周波音と健康影響との因果関係が示されることに期待したいと思います。



ステッカーを作りました。

「NPO法人STOP低周波音被害」では、ステッカーを作成しました。


  世間にこの被害が知られていないために、この問題の解決は困難となっています。また、人によっては、原因に気づかぬままに、長年、体調不良に苦しむことにもなり、人々の健康的な生活を脅かすものとなっています。国や自治体が注意喚起をしてくれればよいのですが、残念ながら、まだまだ被害さえ認められにくい状況にあります。そのために低周波音被害者が自分の住環境を守るためにまずは自分の周囲から働きかけていきたいと思います。

次の2点を作成しました。デザイン、標語等、ご意見がございましたら、お寄せください。よりよいものにしていきたいと思います。

耐光性、耐水性のラベルを使って印刷すれば、車や郵便受けにも使えますし、鞄等、いろいろな所にお使いください。

当会では、大(152mm×117mm)1枚、 特小(50mm×30mm)4枚1組を、各100円でお分けしておりますので、ご希望の方はinfrasound@live.jpまでご連絡ください。

   


ポスト用






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