エネファームの低周波音による健康被害に関する裁判傍聴&交流会 2

原告のHです。9月3日の当方初回公判に傍聴いただきました方々、そして心温まるお言葉を頂戴しました皆様方、心強いご支援に感謝しております。

 当方のエネファーム被害は2010年12月末に始まり、エネファームが販売開始されてから日も浅かったため、まだ普及台数も少なく、ネット上でもはっきりとした被害例がありませんでした。市環境局や法律相談、消費者センター等、色々なところに相談しましたが、有益な助言はなく、自分の被害をどのように解決したらよいのか、本当に暗黒の海に放り込まれた心境でした。地面の割れ目に片足を突っ込んでしまって、そこから脱出できない、しかし、誰も当方の窮状には目も向けず、手を差し伸べてくれずに通りすぎる、そんな辛い思いをいたしました。
  孤立無援、暗中模索、四面楚歌、臥薪嘗胆、・・・・・という言葉に表される日々の中、同じ苦しみを抱える方たちを探しているうちに、ネット上での繋がりができて、各地に点在する大勢の仲間と知り合うことになりました。被害発生から提訴までには長い期間があり、立証の準備に時間が必要で、その間、何度も泣き寝入りをしようかと葛藤もありましたが、そのたびに仲間の皆様のおかげで、この問題に向きあっていく勇気が出ました。

 高崎エコキュート裁判の清水氏がご自身のサイトで、
 「小さな被害の一粒と思われたものが、実は、どうやら大きな被害の一滴のようです。この小さな被害を解決させるためには、大きな被害に立ち向かわなくてはならない。」と記されています。

  「小さな被害の一粒」である、「隣家の機器を移設、あるいは撤去」するには、「大きな被害」である「低周波音被害」に立ち向かうことになり、長年、環境省が「科学的知見は不明」としてきたこの難しい問題に対峙することになります。消費者庁事故調報告書が公表されて、少しは被害者にも明るい兆しが表れてきたものの、被害者にはまだまだ厳しい状況が続いており、なかなか話し合いでの解決も困難で、所有者の同意が得られなければ、裁判を選択するしかありません。そして、その裁判は厳しい裁判となることが予想されます。

  裁判における勝訴は多くの場合、「empty victory(虚しい勝利)」であり、確かに当方の受けた心身の健康被害、この問題を解決する過程に伴う精神的苦痛、経済的損失、時間の喪失等はたとえ勝訴したところで、補償されるものではなく大きな損失が生じます。ですからこの被害に巻き込まれたことが当方にとってこの上ない不幸であり、負担の多寡を考えると「泣き寝入り」がbestなのかもしれません。平穏な、以前の生活を取り戻すために、少しの可能性をかけて闘いをするかどうか・・・。しかし、もし当方の闘いが、当方個人の問題に限定されず、社会的意義を持つ動きに結びつくものになるのであれば、その苦労も報われるはずと考え、提訴を決断しました。私はそれほど強い意志など持ち合わせてはいませんし、不安で押しつぶされそうですが、できるだけ頑張っていきたいと思っています。裁判は今始まったばかり。これから長い闘いとなりますが、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。 (H)。
                                                                  以上

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エネファームの低周波音による健康被害に関する訴訟傍聴&大阪交流会のご報告 1

93日、メンバーの大阪地裁での裁判初回期日に合わせて交流会を開きましたので、ご報告いたします。(K)

 

先日、大阪地方裁判所にてエネファーム訴訟第一回公判が行われ、多くの方々に傍聴いただき、本当にありがとうございました。小雨も降り、お足元の悪い中、遠方から来ていただいたこと、感謝しております。

 

裁判傍聴には、原告3名、代理人2名に対し、支援者19名、報道関係数名3名が集まり、当事者を支援してくださるお気持ちを感じました。この問題が単なる近隣トラブルといった個人的な問題ではなく、各地に同じ被害で苦しむ人々がおり、この事件に関心が寄せられていること、そしてこれからも社会的に大きな広がりが予想される問題であることを裁判所に印象づけられたものと思っています。この度、いろいろなご事情もあり、参加できなかったメンバーの方からも勇気づけられるお言葉をいただいています。本当にありがとうございました。 

  公判終了後は、隣接の弁護士会館へ場所を移し、12時から16時まで裁判報告会を兼ねて交流会を行いました、弁護士3名、報道記者2名の方々にも参加してくださいまして、被害者の皆様には、少し緊張もありましたが、それぞれ自己紹介と現状報告をして頂きました。今回は、通常の関西交流会とは違って、東京、埼玉、愛媛、和歌山、京都、大阪、兵庫からと広範囲からお越しいただきまして、初めて参加された方もいらっしゃいました。また、役員も勝手のわからない大阪での交流会開催ということもあり、不安もありましたが、おかげ様でスムーズに会を進行することができました。自由歓談では面識がなくとも皆様、すぐに打ち解け、和気あいあいとした雰囲気のなか、親交を深めることができたように思います。被害者同士で話す機会が少ない中、短い間でしたが有益な時間となったのではないでしょうか。また、この日は同席していただいた弁護士さんにも相談に応じていただき、相談者の方には貴重なアドバイスが頂けたことと思います。弁護士の先生方にもお忙しい中、ご協力くださり本当にありがたく感じました。


 また、当日お会いした会員の皆様それぞれ被害に向き合い、この被害を世間に広める活動をしてくれていることを知りました、ある方は最近多いデモに参加されていて、その時はNPOのロゴで手作りの旗を制作し、l掲げてくれているとのこと、またロゴをワッペンにしてバッジにした会員様もおられ、普段お会いできずにいる会員の皆様がそれぞれの居住地で頑張っていらっしゃることに感動を覚え、改めて感謝の気持ちを強く感じる日となりました。

本日の集まりが少しでもこの先、会員様個人の被害解決と、また会の活動が有意義で被害者に役に立てるように繋げていきたいと思います。今後、このような交流会を関西に引き続き他の地域でも行う予定です。

 

*エネファーム訴訟の次回期日は11月19日()午後。於大阪地方裁判所。時期が近づきましたら、再度詳細お知らせいたします。一人でも多くの方に傍聴していただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。(K

 

名古屋 交流会1

12月11日午後より名古屋駅近くで、交流会を開きました。

 暮れの忙しい時期にもかかわらず、10名のご参加をいただきました。おかげさまで有益な情報交換が行われ、また和気藹々とした雰囲気の中、笑い声もあり、貴重なひと時となりました。尽きぬ話に時が過ぎるのも忘れ、お別れするのも名残惜しく思いました。これからも被害は続きますが、共に闘っていく決意を新たにしています。


続く

相談会&交流会  1

 

今回は相談会と会員交流会を同日開催でした。当日は、相談者2名、交流会は8名の参加となりました。遠方にもかかわらず、暑い中、お越しいただきありがとうございました。

 
相談会のご報告

 相談会には2名いらっしゃいました。それぞれの被害について紹介いたします。

ケース①

  ・音源不明・集合住宅。・一か月前ほどから被害。   ・A市在住


「始めはマンションの上階よりの音響機器によるものと感じていた、しかし警察に連絡し、現場立会いの警察より低周波音被害である可能性を伝えられたことで、環境局へ相談した。行政は形ばかりの対応であり、低周波音測定までには至らなかったが、その後、被害状況がやや軽減したこともあって現在、様子見の状態である。」


被害が始まったころに自宅周辺では特に変化がないこと、また周辺には音源となる可能性のある施設等が複数存在している為、音源の確定が困難という状況です。A
市は低周波音被害に関し市民から要請があれば低周波音計を貸出しを行なうとしているにも関わらず、低周波音被害を訴える市民に低周波音計による測定がなされていないことが判明しました。また、自己計測による何らかの数値をもとに、低周波音計での測定が不要であるとの説明をしていたようで、行政に対し確認をした上で、改善を求めて行きたいと思います。相談者の方には、再度低周波音測定の依頼をするよう伝えました。行政に適当に対応されないようにしていくために、市民への低周波音被害について周知活動に励みたいと考えています。

 

 

ケース②

・エコキュート、パワコン2台、エアコン2台に加え、24時間換気 

・戸建て。20145月よりの試運転時より苦痛を感じ、隣家入居後に本格的な被害


「長年、空き地であった自宅南側に新築住宅が建ち、その設備機器が全て相談者宅側敷地境界に設置された。隣家、業者と話合いするも隣家は外観重視の為、機器移設など応じる気はなく、その後、2.1mの高さの塀を設置した。」

 

①のケースとは対照的に原因ははっきりとしています。それでも行政は「民民不介入」の口実により無関与であり、所有者は「法規制はない」「因果関係を証明せよ」という態度をとり、被害への理解は全くなされません。この方には消費者庁事故調査委員会へ申請を出すこと、自治体に根拠を示しながら、粘り強く測定依頼することをお伝えいたしました。

                            (会員限定公開に続く)

 

 

 

関西交流会 

関西交流会を5月8日に予定しております。


低周波音被害者の方で、参加ご希望の方は5月7日までにご連絡をお願
いいたします。お待ちしております。
(連絡先: infrasound@live.jp)

      
      日時 2014年5月8日 14時15分から
      場所 JR神戸駅近く


交流会は、同じ被害に遭ったものしかわからない苦しみを分かち合い、
解決にむけて取り組むために情報を交換する場としております。
         
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