被害者の声6

 エコキュートによる低周波音に苦しむRKさんから、手記「音から逃れる日々」が届きました。RKさんは2013年、次のようにお書きになっています。そして、現在も隣家エコキュートによる低周波音で苦しい毎日が続いています。


http://infralowfreq.blog.eonet.jp/teishuuha/2013/06/post-8835.html より

 「私ども夫婦と娘一家4人は低周波音難民です。 2012年5月24日に隣家がエコキュートを設置しました。そして我が家に健康被害がやって来ました。ヒートポンプと貯湯タンクから低周波音が出て、私、娘、孫二人が辛い思いをしています。

  症状として、両耳(内耳、外耳)から耳下肩までの腫れ、吐き気、頭痛、耳の後ろの骨にも痛みが走るのです。夜も何度も目がさめます。57kgあった私の体重も50kgになりました。機械の稼働時は体ごと低周波音を浴び、胸がしめつけられ、呼吸もおかしくなります。 自宅におれず娘一家は市内のマンションに転宅しました。

  私どもはこの地に50年住んでいます。隣は前の持ち主が手放された後、2軒細長い住宅がたちました。26年お互い様の付き合いをしていました。エコキュートを移動してほしいと話合いもしましたが、一方的に話合いを打ち切られました。 兵庫県弁護士会の和解斡旋も申請しましたが、隣は話合いにも出席しませんでした。

  国の消費者庁の消費者安全調査委員会がこのエコキュート被害問題で昨年(2012年)10月から動きだしました。被害は全国に広がっています。こんな理不尽なもらい公害に苦しんでいます。」

  

音から逃れる日々

隣家のエコキュートは2012年5月に取り付けられました。

我が家族の健康被害の始まりの日でした。それから、ずっとです。エコキュートの低周波音で苦しく、辛い毎日を送っています。

この日から猫も鳥も庭から姿を消しました。

今年10月21日15時から18時の間に隣家には工事の人が3、4人来ていました。
「何をするのですか」と聞くと、エコキュートが古くなったので、部品を交換するという答えでした。

10月末には再び猫が来るし、メジロもやってくる様になりました。12月になると、猫の落し物も掃除しなければならなくなりました。古くなった部品を取り換えた工事と何か関係があるのでしょうか。

でも、私の耳には今でも町工場みたいな音が不定期に辛く伝わってきます。ウォーンと風圧と共に頭が痛くなります。部屋が揺れています。
そのまま家の中にいると耳が詰まっていきます。

外に出るしかありません。来る日も来る日も不定期稼働のエコキュートから逃れる日々です。
・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:

追記 2015年2月7日

暫くの間、庭を訪れるメジロが心を癒してくれてましたが、12月末にはトリもネコも我が家には再び姿を見せることはなくなりました。エコキュートの稼働は寒くなると強くなるばかり・・・・。ネコは我が家の間にくると走って逃げる、毎日です。








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消費者庁、エコキュート調査報告書公表

  本日2014年12月19日、消費者庁消費者安全調査委員会から「消費者安全法第23条第1項に基づく事故等原因調査報告書」が公開されました。http://www.caa.go.jp/csic/action/pdf/2_houkoku_honbun.pdf

  当法人が要望していたことが記載されていて、感無量の思いがします。次のステップに進み、改善されていくことで新たな被害を作らない,そして既存の被害者が救われることを心から望んでやみません。

  報告書で求められていることを各省庁が速やかに責任を持って遂行していくように、当法人もしっかり見守っていきたいと思います。今後1年~2年の間で、改善がなされたかどうか評価もされるそうですが、改善に向けた動きが鈍いようであれば意見していきたいと考えています。そして更に、ルールが制定されることを目標に、引き続き活動を続けていきたいと思います。

  報告書で提言されていることを、実行するだけでも低周波音被害で苦しむ人はかなり減るのではないでしょうか。予防に力を入れるのは、被害が起こってから対応するよりも多くの国民を苦しみから救うことになることを知って欲しいですし、これまで被害者を放置してきたことは、国としての福祉が行き届かないだけではなく、憲法にある人権を踏みにじった行為であることを猛省して欲しいと思います。関係省庁のトップは真摯に受け止め、改善に全力を尽くして欲しいと思います。

~報告書より、一部抜粋~

(1)リスク低減のための対策

①経済産業省は、住宅の設計・施工時における「騒音等防止を考えた家庭用ヒートポンプ給湯機の据付けガイドブック」(以下「据付けガイドブック」という。)の活用を促すため、住宅事業者や設置事業者へ据付けガイドブックの説明及び普及を促進し、適切な時期にその効果の確認を行うよう、一般社団法人日本冷凍空調工業会(以下「日本冷凍空調工業会」という。)を指導すること。

②経済産業省は、設置状況によってはヒートポンプ給湯機の運転音に起因した健康症状を訴える者が生じる可能性があることを、製品カタログに記載する等により、消費者に伝わるよう、製造事業者を指導すること。

③経済産業省は、低周波音が健康症状を発生させる可能性があることに鑑み、ヒートポンプ給湯機の運転音に含まれる低周波音の更なる低減等に向けて、製品開発を行う際に配慮するとともに、低周波音の表示の在り方について検討を行うよう、製造事業者を促すこと。

④環境省は、低周波音の人体への影響について、一層の解明に向けた研究を促進すること。


(2)健康症状の発生時の対応

⑤経済産業省は製造事業者に対して、ヒートポンプ給湯機から生じる運転音・振動によって健康症状が生じたとする個々の事案に対応して、製造事業者が健康症状の軽減に向けたヒートポンプ給湯機に関する具体的な対策を検討し提案するとともに、その履行がなされるように取り計らうなど丁寧な対応に努めるよう、指導すること。

⑥消費者庁は、ヒートポンプ給湯機から生じる運転音・振動によって健康症状が生じたとの苦情相談への対応方法を地方公共団体に周知すること。

⑦環境省は、現場での音の測定値が参照値以下であっても慎重な判断を要する場合があることを、一層明確に周知すること。

⑧公害等調整委員会は、紛争となった場合の地方公共団体における適切な公害苦情対応について検討を行い、地方公共団体に対して指導、助言を行うこと。
(K)                     






資料6

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名古屋 交流会1

12月11日午後より名古屋駅近くで、交流会を開きました。

 暮れの忙しい時期にもかかわらず、10名のご参加をいただきました。おかげさまで有益な情報交換が行われ、また和気藹々とした雰囲気の中、笑い声もあり、貴重なひと時となりました。尽きぬ話に時が過ぎるのも忘れ、お別れするのも名残惜しく思いました。これからも被害は続きますが、共に闘っていく決意を新たにしています。


続く

資料5

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資料4

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