被害者の声 10 (アンケートより)

アンケートにご協力いただいた方々のうち、ご意見等、記されましたものを紹介いたします。

(追記 2015年12月15日)
2014年12月19日、事故調よりエコキュートに関する報告書が公表されました。その後、自治体の対応がどのように変わったのかが、関心のあるところです。アンケート回答の中で、自治体について記されている部分を赤字にしました。


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★100 音源:エコキュート 2015年3月17日
まず測定してからと思い、市の環境課に連絡をとったが、状況を聞きに来ただけで、それから何の対応もない。2週間経ち、電話をしたら他のことで忙しく県に対応策を聞いただけで何もしていないし、なるべく早く対応したいというだけで、「いつ何を」と聞いても何かわかり次第という返答で、知りたければまた今回のように電話をしてもらえれば、との返答。身体の不調を抱え、困っている。」

★99 音源:その他 2015年3月16日
「35年間住んでいていきなり被害に遭いました。柔軟なガイドライン作成希望、また、行政は民民不介入では環境局のある意味がありません。測定器を貸してもらって問題があったのに、その先に進んでいただけませんでした。ノイローゼになります。」

★98 音源:音源不明  2015年3月10日
個人の気のせいという態度もしくはクレーマー的な扱いを受けるので担当者がまず認識・勉強して理解をしてほしい。こちら相談しても知識がほとんどなく、たとえ測定結果が出ても何の対応もできませんと言われた。取り付く島がない。低周波音が響く夜間には来てくれない。ようやく測定に来てもらったが当日に限って機器が停止しており、あからさまにいやな顔をされた。気のせいでしょでおわってしまっている。」

★97 音源:エコキュート  2015年3月2日
コンプレッサーを使った機械は、夜間に作動して欲しくないと、。切実に願います

★96 音源:不明 2015年2月25日
「 相談に行った担当も知識がなく、親切な対応をしてくれたものの、家の周りをみて、結局解決への方向性も出ずにいる。家族や見てもらった2名も、音の認識はなく、八っぽう塞がりのまま。音源の調査手段、専門家の手配、紹介もないし、試行もなく錯誤のまま。
低周波の理解と対策の仕組み作りを望みますが、期待薄いので、これからどうしたらいいか自分で考えるしかない状況は変わらず。精神やられる不安あり。そこ(家)にいて、頭から追い出せられる方法、経験などの情報が欲しいです。ホワイトノイズを聞くとしのげる?、など。

★95 音源: エコキュート 2015年2月26日
「・国に対して
  いい加減低周波による健康被害を認めて、メーカーの経済活動を優先するより国民の健康を大事にして欲しい。
  意味のない参照値なんてさっさとやめて欧州レベルの規制値を作れ。
 ・自治体に対して
  民民であろうと、騒音・低周波の相談があるなら相談にのり迅速に計測をして、所有者に対して移設や撤去のア
  ドバイスをするようにして欲しい。」


★94 音源:エコキュート・パワコン・エアコン 2015年2月21日
「自治体、設置者、設置業者に訴えても無駄な気がしてならない。隣家の施工業者(積水)に連絡したが、取り合ってもらえなかった

★93 音源:エネファーム 2015年2月21日
「隣家にエネファームが 我が家の寝室の方にむけて 設置されてから 低周波音被害に悩まされています。 私が 隣家のエネファームが 原因だと気付いたのは  読売新聞で消費者庁がエコキュートの低周波音被害があることを認める記事を読んで 私の何か分からない不快な音は 隣家のエネファームから 出てる低周波音なんだと思いました。 不眠など症状が出てきたので これからどうして 解決すべきか 悩んでます。自治体に 相談しても 納得出来る対応が望めるかは期待出来ない気がします。 消費者センターも 新聞記事のことを知らなかった位ですから。 エネファームについても 消費者庁や自治体が被害を はっきり把握して 調査結果を発表すべきで 低周波音被害を認めるべきだと思います。 きっと被害で悩んでる人は たくさん居るはずです。 メーカーの味方はしないで 弱者の力になって下さい 。」

★92 音源:エネファーム・エアコン 2015年2月15日
「ハウスメーカー・隣人ともには法的に問題無いとしている。苦しいので法律を早く整備してほしい。」

★91 音源:エコキュート・エアコン 2015年2月11日
「隣家は当方の言い分を無視しており、このままでは泣き寝入りです。製造メーカーも『「据え付けマニュアルの周知』努めるだけとし、『直接人体に影響を与えるという明確な研究結果はなく、他の製品などと比較しても特に問題とされるような低周波音の発生はないと考えております』と回答してきました。行政の介入がなければ改善は全く不可能だと思います。」

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「低周波音にあふれる未来生活」


風力発電建設に反対する会安岡沖洋上風力発電HPに 名古屋工業大学名誉教授 牧 巖氏の「風力発電に対する科学的論考 『それでも風力に賛成ですか?』 」が掲載されています。それより一部紹介いたします(p5後半)。前文はこちら

低周波音にあふれる未来生活

 今でさえ低周波音に満たされた私たちの生活環境は、この先さらに低周波音に溢れたものになりそうである。それはエコをうたいながら、その実低周波音を多く発生する新種の家庭電化製品の普及である(エコキュート、エコウィル、エネファームなど)。いま最も普及しているエコキュート(電気湯沸かし機)は、エネルギー効率が高い(?)として、政府が地球温暖化対策の一環に補助金まで出して推奨した(2001年4月製品化)。

 これはヒートポンプ方式を採用し、空気中の熱を利用して湯を沸かすものである。商用周波数60ヘルツを半分の30ヘルツ、あるいはさらにそのまた半分の15ヘルツに落としてコンプレッサー・モーターを駆動する。その分駆動音が低くなり、低周波となって人の耳に聞こえ難くなる。これが静音化といわれるものの実態なのだ。低周波音の持続時間はその分長くなる。この低周波音による被害を巡って隣人間で紛争が多発している。製造・販売業者は自らに不都合なことは一切言わないし、製造業者は製品知識をまったく持っていない。隣家との距離、設置の位置や方向に注意さえしていれば、被害を未然に防げたかもしれないのである。最近になって経産省はやっとこの問題の存在を認めた。

 これからの時代、自他ともが平穏な環境で暮らそうと思えば、音とりわけ低周波音に関する知識と高い意識が欠かせない。加害者にはむろんのこと、被害者にならないよう十分注意しなくてはならない。

 低周波音による健康被害は、現在の新たな公害である。そう遠くない過去に、この国は人命より経済を重視し優先させてきた結果、問題の早期解決の時期を失して被害を拡大させ、悲惨な大規模公害を次々と引き起こした。その影響はいまだに続いている。人間を含むあらゆる生命にとって、環境こそが至高の生存条件なのである。  


資料

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