家庭用ガス発電で「健康被害」 消費者事故調が調査へ

2015年11月28日05時14分
http://digital.asahi.com/articles/ASHCW4WKLHCWUTIL01X.html?rm=316 より
ガスを利用した家庭用発電システム「エネファーム」や「エコウィル」が出す振動や低周波で、不眠などを訴える事例が出
ているとして、消費者庁の消費者安全調査委員会(消費者事故調)は27日、調査を始めると発表した。

 発電システムは家庭用ガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させたり、ガスを燃料にしてエンジンを動かしたりすることで、発電・給湯する仕組み。一般家庭で月数千~1万円程度の光熱費が削減できるとされる。原発事故以降、普及が進み、販売台数は計約28万台に上る。

 だが、室外機が稼働すると、振動や騒音だけでなく、低周波も発生するとされ、近隣住民が不眠症や自律神経失調症を訴え、トラブルになるケースが全国各地で発生している。
 事故調は昨年12月、省エネ型給湯器エコキュートをめぐる低周波について、「健康症状の発生に関与している可能性がある」とし、経済産業省などに対策を講じるよう求めている。
 畑村洋太郎委員長は「普及のためには、早い段階で健康被害との関係の調査が必要と判断した」と説明した。

 ガス製品メーカーの業界団体である日本ガス協会は「製品と低周波による健康被害との因果関係は分からない。消費者庁から依頼があれば調査に協力していきたい」としている。(重政紀元)
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