被害者の声9 エネファーム低周波音による被害

エネファームの被害者の方が貴重な手記をお寄せくださいました。ありがとうございます。
低周波音被害者の方は誰もが一度は、「私だけなのか、私がおかしいのか」と、自問します。各地で同じ機械が設置され、各地で同じような健康被害が起こっていることは、この被害が個人の特質に因るものではなく、機器に因るものであることの証明です。「私一人ではない」と知ることが自信を持って、自分の被害を訴えることに繋がります。皆様の被害状況をお知らせください。

エネファーム低周波音による被害

1

 2013年の夏、隣家の新築と共にエネファームが我が家の建物に向けて設置されました。機器と我が家の建物壁面との距離は僅か60cmです。
 それから1ヶ月ほど経った頃から、24時間鳴り続く音に悩まされはじめました。これが、被害の始まりです。

 屋内で活動している時でも聞こえてくる連続した甲高い音や、低く唸る音、いずれもいつ鳴り止むかわからない耳障りな音です。日常生活における不快感、いらいら等を感じ、特に夜間の連続したこれらエネファームから生じる音に対して、眠っていても、胸から腕の細かい震え、耳の穴の下あたりや顎の違和感、歯の食いしばり、首から背中にかけての筋肉の緊張、腹部の不快を感じることで、目覚めてしまい、それからは寝付けなくなり、また寝付けないまま布団の中で横たわっているうちに、時間が経過することが多くなりました。たとえ眠り続けていたとしても熟睡できていないようで昼間にいらいら、全身倦怠感と睡魔に襲われることがたびたび起こるようになりました。

  また、この音が一時的に鳴り止むと同時に、首から背中にかけての筋肉等の緊張が一気に解けて、通常の体調に戻る感じを何度か体感しました。この音が鳴っている夜間に、玄関から戸外に出ると、胸から腕の細かい震え、耳の穴の下あたりや顎の違和感、首から背中にかけての筋肉の緊張などの不快感は、すぐに症状が失せていく事を感じました。

  エネファームからは色々な音が生じていますが、耳で聞き取れる騒音も含め、身体に現れる症状から、耳で聞き取れない低周波音による身体への影響も疑いました。  複数の診療機関を受診し、うつ状態、不安緊張状態、不眠を患い、病状不安定と診断され、抗不安薬や睡眠薬の投薬を受けました。しかし、夜中に目が覚めると寝付けず深夜にもかかわらず夜道を散歩するなど身体が楽なところへさまよっているうちに朝を迎えることもありました。
  寝室を変えるにも、我が家は築数十年の建物なので、障子で仕切られた間取りでは何処にいても聞こえてきます。さらに低周波音は塀や壁など通り抜けて音や振動が伝わるので、どうしようもありません。薬に頼りつつも枕元で別の物音でごまかしてやり過ごす毎日です。

2

 隣家の方は、当初、機器の設置場所の移設も含めて検討してくださるとされていましたが、ハウスメーカーのD社や機器販売会社のO社と交えながら話し合うなかで、法令遵守、法を侵しておらず正当であると主張され、我が家の敷地と建物壁面との距離が20cmしかないこと(これは前所有者との問題です。これまでの数十年間、隣家は前所有者に一度も指摘せず、黙認されてきました)に言及し、建物を一部取り壊してさらに30cm後退させ、50cm以上離せば検討をする、「うるさい」という主張だけでは応じないと書面等で告げられてしまいました。
 引っ越しを考えるも、日常生活への影響、子供たちの学校生活、行動に移すための費用面など、隣家のエネファーム設置場所ひとつで、こんなにも我が家が不本意にも振り回されてしまうとは、とても受け入れられるようなことではありません。
 D社もO社も機器のカタログ値を持ち出して、機器に異常はないとのことですが、実際には建物の壁面と壁面、互いの軒に囲まれた閉鎖的な空間での反響や増幅は考慮されず、またO社においては自主施工基準を満たしていると通告してくるものの、その内容は防火上とメンテナンス上の考慮だけであり、隣家へ与える迷惑音を考慮したものではなく、とうてい受け入れられる主張ではありません。

 こちらの望む「エネファームの撤去、もしくは影響を及ぼさない場所への移設」の意に反し、隣家とO社の一方的に採られた措置は、こちらの望まない「騒音抑制吸収パットの取付」と「23時から翌6時までの夜間運転停止措置」でした。しかし、吸収パットの経時的劣化によりその効果は薄れてゆきます。また、給湯や床暖房を使用すれば、停止措置とは無関係に機器はフル稼働します。また、冬場の外気温度が3℃以下になると自動凍結防止機能が作動します。根本的な解決は何ひとつ無いのです。

 2015年冬、我が家のエネファームによる被害は、今もなお続いています。エネファームの普及が高まるに連れ、このような被害で苦しむ方々は増え続けているのです。これはたくさんの方々にこの事実を知ってもらい、何としてでも被害の拡大を食い止めなければなりません。その場しのぎのやっつけ対応や、ガイドラインによる推奨レベルの設置基準の策定ではなく、強制執行力のあるレベルの設置基準が策定され、施工時において遵守され、所有者も近隣の人々も安全で安心して過ごせる街を取り戻せるよう、望むばかりです。


被害者の声9(エネファーム) 
被害者の声8(エコキュート低周波音による被害症状 by 高崎裁判原告)
被害者の声7(エコキュート 移設) 
被害者の声6(エコキュート 音から逃れて) 
被害者の声5(工場被害 解決-その後)
被害者の声4(マンションでの被害 音源はコンビニ?)
被害者の声3(エコウィル)    ・被害者の声3 解決-その後
被害者の声2(エネファーム)   
被害者の声1(エコキュート)

スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

swimmy

Author:swimmy

カウンター