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超低周波音と心疾患

 当会にはアンケートや手記などブログで公開しているものの他、個人的な被害状況(非公開)が寄せられてきます。その中には、日常生活に支障をきたし、日々、自死を考える人も少なくはありません。低周波音に特有の症状である不眠を始めとする様々な不定愁訴に苦しむ人も多いですが、そのような症状は可逆的で、外出すれば消失するものでもあります。しかし、それだけでは収まらず、そのうち本格的な病を起こす場合もあるのかもしれません。その一つが前ブログ記事の「痙攣発作」ですが、これは想定外のものでした。

 さらに、被害者の方にはまた不安な材料を与えることになるかもしれませんが、当ブログ管理人は常々、当被害者には心疾患にかかっている人が思いのほか多いのではないかと思っていました。最初は、心疾患を個人の内因性の疾患と捉えていましたが、次第に低周波音が関与するかもしれないと思い始めました。

 前ブログのご主人を無くされたAさんもご自身は心疾患となったそうですし、他にも4人の方が低周波音被害発生後に心臓病を発症し、治療を受けておられると聞いています。そして、由良町の風車被害者の谷口愛子さんが循環器不全で2016年に急死されています。谷口さんは独居でしたので、最期の様子はわかりません。もし、ご自身・ご家族に心疾患に関することがおありでしたら、情報をお寄せ下さい。

 管理人はZDF(第2ドイツテレビ(公共放送局))の番組を見て、低周波音被爆が心疾患を誘発する可能性が大きいと感じました。

風車から発生する超低周波音の一部(鶴田由紀氏による日本語字幕あり 23分06秒から25分26秒)を以下に管理人が少し補足して要約しました。 

 “ドイツのマインツ大学医学部心臓血管胸部外科のChristian Vahl教授は、超低周波音の急性症状を研究している。ヒトの心筋の繊維を二つに分け、片方は対照群、もう片方は実験群として16Hzの音に1時間曝露した。その結果、超低周波音が心筋を傷めることが分かった。どのようなメカニズムで心筋の機能が弱まるのかはわからないが、一つ心筋のクロスブリッジ*が考えられる。
 つまり、心筋が1艇のボートとすると、低周波音に晒されることで、突然、ボートが揺れ始め、ボートのスピードが落ちてしまう。ボートに8人の漕手がいるとすると、半数はそのまま漕ぎ続けるが、後の半数の漕ぎ方に乱れが生じ、結果的にボートのスピードが落ちる。このように、心筋は超低周波音に晒されると、筋繊維の収縮性に乱れが出て、心筋の機能が落ちてしまう。
 聞こえても、聞こえなくても、音は生体に物理的影響を及ぼし、特に超低周波音は聞こえない音であるからこそ無防備となり、危険となる。“

*筋原繊維は2種類のタンパク質の糸が規則正しく配列しており、それがスライドして重なったり、離れたりすることで収縮と弛緩が起こる「滑り説」で筋肉の収縮は説明されます。クロスブリッジはボートの櫂のように働いてその滑りを円滑に行うもので、その機能が落ちると、滑りが悪くなるために収縮に問題が生じるようです。
 この実験は急性症状を引き起こすために多分、大きな音圧の16Hzの曝露をしたのでしょうが、弱い音圧であっても長期間に渡って生体が晒されれば、同様なことが起こりうると思います。

 低周波音は、状況によっては人を殺している可能性があります。決して大袈裟な話ではありません。しかも、殆どの被害者はその原因に気が付かず、内因性のものとして疑いもしないのではないでしょうか。

 それでもメーカーは加害的機器を作り続け、住宅施工会社も販売会社も近隣に配慮のない設置をするのでしょうか。業務上過失致死という言葉が頭をよぎります。


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71:
製造販売してもいいけど、設置は20メートル以内によその家がないおうちにだけにしてほしいです

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