「騒音制御工学会様へ」 2

3 日本騒音制御工学会への疑問
静の闘士様ブログ「騒音制御工学会様へ」には次のようにある。
 
「この事例を取り上げるのであれば、低周波音を未だに制御できていない現状とその周知が行われていない為に起こる争いであって、工学士として、慚愧に堪えない、そんな感想さえあってもよろしいのではないでしょうか。」と






 H氏は「煩音」を、音量がさほど大きくなくても、人間関係や心理状態によって煩く感じてしまう音のことであると定義している。騒音値が低く、「やかましい」とは感じられなくとも、機械からは低周波音が発生し、それによる深刻な被害に苦しむ人々が存在する。機器所有者である隣家にはなぜこんな音で苦情を言われるのかと納得できず、「やっかみ?クレーマー?」と苦情者をとらえがちになるが、これは苦情ではなく被害であり、れっきとした公害である。それを、この学会に所属する会員が、しかも専門家としてこの問題に積極的に関わっていく立場であるH氏までもが低周波音を煩音とし、心理的要因で事件を説明しようとすることは音の専門家と言えず、騒音被害や低周波音被害の周知に対しての妨害となる。また、事例2では、被告側のデータがねつ造であった可能性を指摘し、悪意を持った被害者がいることを示しており、H氏はどちらかというと被害者をまず疑え、と厳しい目を持っておられるように感じる。

 H氏のいう「近隣トラブル解決センター」を被害者としてはもちろん望むものであるが、正しい知識を持った専門家に被害相談にあたってほしい。H氏のような短絡的な考え方で介入されるのが一番厄介である。
騒音制御工学会には低周波音部会があるそうで、低周波音の研究と、正しい知識の普及に取り組んでいるはずであるが、H氏の陳腐な「解説」を、騒音制御工学会が特集の巻頭記事とした。静の闘士様の質問状に対し、日本騒音制御工学会の事務局の回答は、以下の通りだったようである。

 

http://lowfrequencysound.blog.fc2.com/blog-entry-23.htmlより
回答(6/26問い合わせの際電話口に出た方から)
「(質問状は)編集委員に渡しております。個々にお答えする所ではありませんので、回答は致しません。学会とは、いろいろな意見を言う場ですから、論文に対しまして、修正を求めることはしません。
 この特集にあたっては、学会員の中で、騒音トラブルに関して活躍されている方として(編集委員会は)選定したのだと思います。特にどこかに偏ったとかいう風には考えておりません。」

 (追加  この編集委員のうちのお二人は、INCエンジニアリング、三井住友建設勤務の方である。INCエンジニア
  リングは消費者庁消費者安全調査委員会の低周波音調査を請け負い、工学会副会長井上保雄氏が
  所属する)

  騒音について正しい認識がなされるように社会に働きかけるはずの音の専門家集団である騒音制御工学会がこのようなレベルの低い論文を学会誌に掲載していることに対して失望する。


4 N氏
N氏は日本に於ける超低周波音の重鎮とされている人で、 「扇風機からも超低周波音は出ている」「聞こえない低周波音で健康被害はない」と主張しているが、今年9月の騒音制御工学会の秋の発表会でも、 「『低周波音など問題はない』風力発電機やオスプレイの発生騒音」 という演題で発表する予定である。またN氏著作「何かおかしい 最近の『音』問題 [Kindle版] がアマゾンでも出ているようであるが、内容は以下からも想像できる。
http://www2.odn.ne.jp/~cai00050/nanikaokasii.pdf 

低周波数(20~100Hz)の音波を聴いて得られる感覚
 ・例えばボーとかブーンと大きく聞こえる音
   
 このように聞こえなければ低周波音ではない 
   
給湯器、冷蔵庫、扇風機、換気扇、プロペラ機のプロペラの音、風力発電機からは低周波音は発生しない
    同じレベルの音波でも 悪者にもなる 人の音

  ・ 一部住民がやかましいと言うので、工場の始業のサイレンを止めたら,多くの住民からなぜ止めたと苦情が
   出た
  ・ 有名高校近くに住む人が,息子がその学校に人学できるものと思い,学校の行事で出る音を好ましく思って
   いたが,人学試験に落ちてからは,その音をいちいちやかましいと学校に苫情を言うようになった。
  ・マンションの地下を通る地下貨物線の音がゴトゴトやかましいのでマンションを買い戻せと訴訟になった。  
       補償金として各戸に数百万円支払らわれた結果、その音は音楽?に変わり誰もやかましいと言わなくなった。 
    
 ・ 飲食店の隣家から、音がやかましくて眠れないと再三苦情がでたので、毎月付け届けを することにしたと
    ころ、 苦情はなくなった。
 
 以上のように、先ほどのH氏以上に低俗な主張をN氏もしているが、日本騒音制御工学会は低周波音問題を抑え込み、このような認識を広めていくつもりなのかと思われる。H氏のいう「誠意をもってお互いに話し合う」どころか、被害者は金目的のクレーマーと疑ってかかるようにと言っているようにとらえられる。



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